半世紀に及ぶまじめな仕事ぶりで得た信頼を武器に、安定成長を続けています。

横浜事業所では月平均で4棟ほどの新築物件を手がけており、完成までに要する期間は1棟あたり4カ月程度。物件は、完成引き渡し直前のもの、これから着工するものなど色々ありますが、トータルで常時16～17棟の現場が同時進行しています。

新築物件は、現場監督2名と生産課3名の5名体制で担当しています。1人の現場監督が担当する現場の数は10カ所を超えることもあるため、スケジュールは各現場の進捗状況に合わせて自分で組み立てなければなりません。現場へは直行直帰というパターンも増えますが、時間の使い方は本人に任せているので、自覚と責任を持って進めてください。

現場監督が効率よく動くことができれば、各現場の工事日程が順調に進むだけではなく、自分自身の余暇時間や休日の確保にもつながります。もちろん、そうなるためには経験と知識を積み重ねる必要がありますが、1人前になるまでは先輩たちが全力でバックアップします。わからないことは遠慮なく何でも聞いてください！

1棟の戸建住宅の建設には、施主様をはじめ、住宅メーカー（旭化成の担当者）、自社と外部の職方、そして関連業者など、想像以上に多くの方が関わっています。こうしたすべての方々と良好な関係を築いて、スムーズにつないでいくのも現場監督の大切な仕事。もし現場監督が孤立してしまうと現場がうまく回らなくなり、結果として工期に遅れが生じて、自分自身に跳ね返ってくることになります。

そうならないためにも、現場監督には誰に対してもきちんと向き合える「まじめさ」と、状況に応じて適切に対応できる「協調性」、そして「コミュニケーション力」が必要です。まずは相手の意見をしっかりと聞き、そのうえで自分の考えを正しく伝えて理解してもらう。基本的なやり取りの積み重ねによって、現場はうまく回っていくのです。

その結果、施主様をはじめ、仕事に携わった仲間たちから「ありがとう！」と喜んでもらえたときの嬉しさは、現場監督という仕事のやりがいであり、全体をまとめる立場だからこそ味わえる醍醐味ではないでしょうか。

「人生最大の買い物」といわれるマイホームには、施主様のたくさんの夢が詰まっています。そんな一生ものの戸建住宅を建てる現場で、品質と工期の両面を管理する責任者が「現場監督」であり、その果たすべき役割は想像以上に大きいと感じました。
というのも、戸建住宅の建設工事は、契約に定められた引き渡し日に向けて多くの工事を重ねていくため、1つの工事が遅れると次の工事にも遅れが出て、工期全体に影響を及ぼしかねません。現場を滞らせず回していくには、現場監督としての“ディレクションスキル”がとても重要です。

ここまで記事を読んでみて、プレッシャーのある仕事だと感じた方もいるかもしれません。確かにさまざまな役割が求められますが、自分で現場を組み立てていく“おもしろさ”もあります。指示されたことをただ淡々とこなすのではなく、自分でやるべきことを考えて、判断して動けることに魅力を感じる方にとっては、チャレンジしがいのある仕事だと断言できます。

旭化成の「ヘーベルハウス」という、世間的な評価もブランドイメージも高い商品だけにフォーカスしてスキルアップできる環境は、将来性を考えるとメリットではないでしょうか。